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Firebase Pulse 1.1.0:Android で Firebase の6サービスを管理
Storage、Authentication、Remote Config、Crashlytics、Performance、Analytics に対応。Android 実機の画面と検証状況を紹介します。
Firebase Pulse の Android 向けプロジェクト管理画面に、Storage、Authentication、Remote Config、Crashlytics、Performance、Analytics の6サービスを追加しました。1.1.0 ビルドでは、プロジェクトを選んで各サービスの情報を確認でき、詳細な管理操作には Firebase Console の専用リンクから進めます。
今回の更新は、接続先の Firebase プロジェクトを管理するための機能です。Firebase Pulse 自体に各サービスの計測 SDK を組み込むことを目的としたものではありません。
6サービスの対応内容
- Storage:プロジェクトのデフォルトバケット内にあるファイルのメタデータを表示します。プレフィックスによる絞り込みと、追加ページの読み込みに対応しています。
- Authentication:ユーザー識別情報、メールアドレス、認証プロバイダー、メール確認状況、アカウントの無効化状態を確認できます。アカウントの管理操作には Firebase Console を使用します。
- Remote Config:パラメーター、パラメーターグループ、条件、テンプレートのバージョン情報を確認できます。JSON テンプレートを編集し、内容を確認してから公開する操作にも対応しています。
- Crashlytics:登録済みアプリを選択し、利用可能なレポートと集計結果をページ単位で確認できます。標準の対象期間は7日間です。
- Performance:BigQuery にエクスポートされたデータセットとテーブルを参照し、トレースのサンプルや所要時間を確認できます。事前にエクスポートを設定する必要があります。詳細なグラフやアラートは Firebase Console で確認します。
- Analytics:連携済みの Google Analytics プロパティについて、直近の完了した7日間のアクティブユーザー数、セッション数、イベント数を表示します。

Remote Config の公開前に内容を確認
今回追加した機能のうち、Remote Config は書き込み操作に対応しています。テンプレートを確認・編集した後、公開前に変更内容を確認し、明示的に操作を確定する流れです。
公開リクエストでは、取得したテンプレートの ETag を If-Match 条件として使用します。編集中に別の管理者が更新した場合、その競合を検出できるため、新しいテンプレートを無条件に上書きすることを避けられます。
Storage の閲覧、Authentication の確認、レポートの取得、Analytics の集計表示は、情報の参照を中心にしています。より詳しい管理操作には、各サービスの Console リンクから進めます。
縦向き・横向きの実機操作を確認
Projects から Explore Firebase services を開き、プロジェクトとサービスを選択します。通信は必要なタイミングで行い、件数の多い一覧はページ単位で読み込みます。アカウントの切り替え時にはサービスの表示状態をリセットし、前のアカウントの情報が次のアカウントに残らないようにしています。
USB 接続した Android 実機で、6画面すべてを縦向きと横向きで確認しました。表示領域が低くなる横向きでも、スクロールによってサービスの詳細や Console への操作に到達できます。

利用条件と検証状況
既存の利用者は、追加されたサービス権限を承認するために Google アカウントを再接続する必要があります。実際に取得できる情報は、プロジェクトの権限、API の有効化状況、Analytics プロパティの連携、エクスポートの有無によって異なります。Performance のトレース表示には BigQuery エクスポートの設定が必要です。
レスポンスのサイズと一覧の読み込み件数には上限を設けています。機密性のあるサービスの応答、テンプレート、アクセストークンをアプリのログに出力したり、サービスデータとして永続保存したりしません。Performance の閲覧では、BigQuery のクエリジョブを実行せず、エクスポート済みテーブルの行を読み取ります。
Android の143テストと、検証用 Python ツールの20テストが成功しました。デバッグビルドの作成、実機へのインストール、縦向き・横向きでの USB 操作確認も完了しています。一方、実際のアカウントによる API データ取得と Remote Config の実公開は、Google 再接続後の確認が残っています。掲載した画面もその状態を示しており、実データの取得成功を示すものではありません。
この記事は、実装とローカル実機への導入を完了した1.1.0 ビルドの紹介です。Google Play への配信開始を告知するものではありません。次の確認では、アカウントを再接続し、各プロジェクトで利用できるサービスを実際の権限で操作します。
Firebase Pulse は、Android からプロジェクトの状態を確認するための入口を広げました。詳細な管理が必要な場面では、Firebase Console と組み合わせて利用できます。